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縄文・泥・湿地・ことば


こんにちは。ここ青森では今日からぐっと冷え込みが増しています。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?


一昨日、私は三内丸山遺跡に行きました。名前だけは知っていて、ずっと行ってみたかった場所の一つでした。

いくつか気になったことをメモしたのでまた覚え書きとしてここに残しておきます




日本は火山がたくさん、なので土が酸性。

その結果、有機物は全部無くなる。そのため頭蓋骨などの骨類はお墓などには残らない。

当時のムラでは、お墓の方が入り口になっている感じ

死生観が現代と違う

亡くなった方に守られているというイメージ


主食は栽培した栗

自分たちで環境に手をかけていた

コナラの森を開拓した

栗は建材にもなる、道具にもなる


建材は腐食を防ぐために一回燻している


他の遺跡でよく見つかる、猪、鹿は少ない

ここではムササビ、野ウサギなどがよく見つかっている


前期は家の中に炉が無い


ミュージアムショップでは「泥人形」「ストーンサークル」「DOGU」といった学会等が発行している資料集(同人誌?)が売っていました。その中には、土偶や土器の模様を書き写した図がたくさん載っていて、美しく、そして内容も興味深く、数冊購入しました。ゆっくり読んでいこうと思います。

青森に来てから、ゆっくりと本が読めることの幸せを噛み締めています。読んだ本についてもここに少し残していこうかな。


最近読んだのは、ディーリア・オーウェンズの「ザリガニの鳴くところ」(Where the Crawdads Sing)です。主人公の住む湿地の風景が今も頭に焼き付いています。読後しばらくは自然の中に身を任せたくなるような、自然をじっと見つめてしまうような、不思議な感覚になりました。もうすぐ日本でも映画が公開されるようです。気になった方はぜひ。


最近はより一層、言葉を操ることについて考えています。伝わりやすい書き言葉、話すときの話し方、トーン…。俳句とか…。今は思考がまとまらないけれどこのまとまらなさもここに残しておきます。ではまた。


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