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創刊に向けてと石で磨く

本日はvulnerable peopleの定例会でした。お疲れ様でした。創刊号を発表する前に基盤となる「第0号」が作られることとなりました。

DL版とfree paper版の両方が作られます。作るこちら側も楽しみです。


このブログではvulnerable peopleに参加している人が呟きのような独り言を留めておく場所になれば良いなと思っています。




 

個人的には先日、金継ぎを初めて行いました。米粒を潰したり、乾燥させて、漆を塗り、様々な工程を繰り返し......

作業が完了するまでの時間が、途方もなく感じるのかと予想していましたが、一つ一つの工程が、“時間を育てている”ような感覚になりました。寝かせている時間がとても愉しく感じました


そして最後の過程はとても神秘的なもので、艶出しのために〈瑪瑙で金継ぎ部分を磨く〉というものでした

乾燥が完了するのを待っている間、それは4日間のことでしたが、「4日後に瑪瑙で磨くのだ」「3日後に瑪瑙で磨くのだ」「明後日・・・」「明日・・・」「今日・・・!」というふうに、カウントダウンが心の中で始まっていました。〈石で磨く〉という感触を想像するだけで、トキメキがお腹の底から湧き上がってきました

実際その時間は、神聖な領域の行いのように感じました




満月までもうすぐなようです




では、読んでいただきありがとうございました

またお会いしましょう










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