先日お隣さんがうちに訪ねてきた。「ハロー。突然だけど、明日引っ越すんだ」
私たちの家ではお隣さんとインターネットをシェアして使っている。その方が月々安く済むからだ。しかしこういう時には非常に困る。つまり私たちは明日からインターネットが使えないということだ。
大学の授業は現在全てオンラインだし、私は仕事もオンライン、日本にいる家族や友達と連絡を取るのにもインターネットが必要だ。パニック。特に仕事は色々な所に迷惑がかかる。ひとまずは携帯のデータ通信で大丈夫だけれど、それも長くはもたない。
新しく引っ越して来る人と話した所、彼らもまたインターネットを私たちとシェアしたいとのことだったので一先ずそこのストレスは消えた。でも工事の人が来るまでにはまだ時間がかかる。私の友人は二週間かかったと言っていた。
上の階の人に聞いてみよう。一週間だけでもWi-Fiを使わせてもらえないだろうか。
答えはNo。私は勝手に、みんな優しいからOkayと言ってくれるだろうと高を括っていた。そうか、このパターンは考えていなかった。
日を空けて今度は一番上に住んでいる結構交流のあるお家に聞いてみた。答えはYes! やった!一度断られた経験から私はものすごく緊張して心配していたのだけれど、本当によかった。でもそのお家からうちまでは遠すぎて微かにしかWi-Fiが入らないので、必要な時には彼らを尋ねるしかない。つまり不用意にインターネットが使えないというわけ。
映画を観たり、YouTubeを観たり、家族や友達と電話したり、全く気軽に出来なくなる。
この状態になってから初めて自分がどれほどインターネットに依存しているかが分かった。
今も友達の家からこれを書いている。これからこの状態がどのくらい続くのか分からないけれど、これもひとつの試練とするしかないな。自分を観察する良い機会とします。
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